太田切 伝 藤原公任筆
太田切  藤原公任筆
おおたぎれ でん ふじわらのきんとうひつ
紙本墨書/一幅 平安時代中期・11世紀
縦25.1cm 横36.3cm 五島美術館蔵
中国製の唐紙に金銀泥で蝶・鳥・草花などの下絵を加え、『和漢朗詠集』を書写した巻物の断簡。下巻分(2巻〈東京・静嘉堂文庫美術館所蔵〉と断簡約20点)のみ現存する。遠州(静岡県)掛川藩の太田家伝来にちなむ名称。あまり見慣れない変体仮名の使用と独自の字形が特色。本品は、『和漢朗詠集』巻下「僧」604〜612番を書写した部分。