戊辰切 伝 藤原伊行筆
戊辰切 伝 藤原伊行筆
ぼしんぎれ でん ふじわらのこれゆきひつ
紙本墨書/一幅 平安時代後期・12世紀
縦25.0cm 横29.6cm 五島美術館蔵
『和漢朗詠集』上下二巻の完本を、昭和の戊辰の年(昭和3年・1928)に分割したためこの名がある。一橋徳川家旧蔵。上下巻で筆者が異なり、本品は巻上 279〜285番を書写した部分にあたり、上巻の藤原伊行(?〜1175)筆とされるところだが、本紙右半分「女郎花…」の部は、下巻を担当した父藤原定信(1088 〜?)筆と推定される合作。