砂張棒の先水指
砂張棒の先水指
さはりぼうのさきみずさし
金属器/一合 タイ(アユタヤ王朝)・16世紀
高14.0cm 口径16.2cm 胴径20.5cm 底径11.6cm 五島美術館蔵
砂張とは、室町時代末期から桃山時代にかけて、海外から輸入した銅器(銅を主体に錫を加え、銀、鉛を少量含んだ合金)の総称。本体の形状や技法からタイ製と推定。本品は、茶道具として作ったものではなく、茶人が水指として見立てたもの。「棒の先」は、輿(こし 屋形内に人を乗せ、かついで運ぶ乗り物)の棒の先端の金具に似ているところから付いた名称。江戸時代後期の大名茶人松平不昧(ふまい 1751〜1818)の旧蔵品。