公益財団法人 五島美術館
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大聖武断簡 賢愚経断簡 伝 聖武天皇筆

おおじょうむだんかん けんぐきょうだんかん でん しょうむてんのうひつ

紙本墨書/一幅 奈良時代・8世紀

縦26.7cm 横59.7cm 五島美術館蔵

『賢愚因縁経』(一部・六十九品・十三巻)を書写した巻物の断簡。聖武天皇(701〜756)の筆跡と伝え、通常の経典(1行17字詰)より字粒が大きいことから、「大聖武」と呼ぶ。また、「大和切」「骨泥経」「お骨切」「抹香切」「荼毘紙切」などの呼び名もある。紙には、極めて細かな木屑のようなものが見え、それを釈迦の遺骨粉とみなし、「荼毘紙」((だびし)と呼ぶ。現在では、檀(まゆみ)の繊維で紙を漉くとこうした紙ができるという。