公益財団法人 五島美術館

2024年4月─2025年3月 年間スケジュール

春の優品展 王朝文化へのあこがれ
  • ■一般1100円/高・大学生800円/中学生以下無料
  • ■休館日=毎月曜日(4月29日・5月6日は開館)、4月30日[火]

平安時代に花ひらいた王朝文化。後世、その華やかな世界へのあこがれからうまれた作品も少なくありません。五島美術館と大東急記念文庫の収蔵品から、平安時代の古筆をはじめ、絵画など名品約50点を展観し、雅やかな世界を紹介します(会期中一部展示替あり)。あわせて2023年度に受贈した書跡6点を初公開。特別展示予定=国宝「源氏物語絵巻 鈴虫一・鈴虫二・夕霧・御法」 4月27日[土]―5月6日[月・振]

石山切 伊勢集

石山切(伊勢集)

歌仙絵 壬生忠峯像 (部分)

歌仙絵 壬生忠峯像(部分)

重要美術品 尹大納言絵巻断簡

重要美術品
尹大納言絵巻断簡

伊勢物語富士山図 (業平東下り図) 尾形光琳筆

業平東下り図
尾形光琳筆

近代の日本画展
  • ■一般1100円/高・大学生800円/中学生以下無料
  • ■休館日=毎月曜日

館蔵の近代日本画コレクションから、「花鳥画」を中心に、橋本雅邦、川端玉章、横山大観、川合玉堂、安田靫彦、前田青邨、川端龍子、金島桂華など、明治から昭和にかけての近代日本を代表する画家の作品約40点を選び展観します。大東急記念文庫創立75周年記念特集展示として、日本の古代から中世の歴史資料も同時公開(会期中一部展示替あり)。

游鶴図 橋本雅邦筆

游鶴図 橋本雅邦筆

鴨鶏図 川端玉章筆

鴨鶏図 川端玉章筆

松鷹図 川合玉堂筆

松鷹図 川合玉堂筆

牡丹 渡辺省亭筆

牡丹 渡辺省亭筆

夏の優品展 一味爽涼
  • ■一般1100円/高・大学生800円/中学生以下無料
  • ■休館日=毎月曜日(7月15日は開館)、7月16日[火]

「夏」と「涼」をテーマに、五島美術館の収蔵品から、絵画、書跡、陶芸、古鏡の優品約50点を選び展観(会期中一部展示替あり)。夏の情景を詠んだ古筆、日本画に表された消暑風景、清雅な禅僧の墨跡、涼しさを感じる白磁や青花磁器を紹介します。特集展示として、館蔵の日本陶磁コレクションも同時公開。

水禽埴輪

伊予切 伝 藤原行成筆

重要文化財 駿牛図断簡

一山一寧墨跡 「園林消暑」偈

青花蜜柑形水指(祥瑞)

青花蜜柑形水指(祥瑞)

館内整備のため休館 2024年7月29日[月]―9月2日[月]
秋の優品展 一生に一度は観たい古写経
  • ■一般1100円/高・大学生800円/中学生以下無料
  • ■休館日=毎月曜日(9月16日・9月23日・10月14日は開館)、9月17日[火]、9月24日[火]

五島美術館と大東急記念文庫の収蔵品から古写経の名品約50点を厳選して展観します(会期中一部展示替あり)。奈良時代の謹厳な一切経や平安時代の華麗な装飾経など、質量ともに日本随一を誇るコレクションの、一生に一度は観たい優品展。大東急記念文庫創立75周年記念特集展示として、鎌倉から江戸時代の絵巻、絵本も同時公開(会期中一部展示替あり)。特別展示予定=国宝「紫式部日記絵巻 五島本第一・二・三段」 10月5日[土]―10月14日[月・祝]

重要文化財 紫紙金字華厳経 巻第六十四(部分)

重要文化財
紫紙金字華厳経 巻第六十四(部分)

重要美術品 紺紙銀字華厳経 巻第五十(二月堂焼経)(部分)

重要美術品
紺紙銀字華厳経 巻第五十(二月堂焼経)(部分)

重要文化財 法華経法師功徳品 巻第十九(久能寺経)(部分)

重要文化財
法華経法師功徳品 巻第十九(久能寺経)(部分)

古裂賞玩 ―舶来染織がつむぐ物語―
  • ■一般1400円/高・大学生1100円/中学生以下無料
  • ■休館日=毎月曜日(11月4日は開館)、11月5日[火]

江戸時代に作られた美麗な舶来織物を集めた大名家の「裂手鑑」をはじめ、名物茶入と「仕覆」、「名物裂」で表装された唐物絵画、豪商の「裂箪笥」、茶道具に付属する「古渡り更紗」などを展観(会期中一部展示替あり)。世界に例を見ない日本の古裂鑑賞の文化とそれを創り出した舶来染織の影響を紹介します。

名物裂手鑑(部分)

名物裂手鑑(部分)

白地草花文更紗包裂

白地草花文更紗包み裂

白地二重蔓金襴仕覆

白地二重蔓牡丹文金襴仕覆

段更紗包裂

段更紗包み裂

茶道具取合せ展
  • ■一般1100円/高・大学生800円/中学生以下無料
  • ■休館日=毎月曜日(1月13日は開館)、12月26日[木]―1月6日[月]、1月14日[火]

展示室に当館茶室「古経楼」「松寿庵」「冨士見亭」の床の間原寸模型をしつらえ、館蔵の茶道具コレクションから約70点を選び展示(会期中一部展示替あり)。懐石道具・炭道具のほか、武野紹鷗や千利休など茶人ゆかりの茶道具と楽歴代の茶碗を中心に道具の取合せを展観します。特集展示として、茶事に用いる様々な懐石道具を同時公開。

武野紹鷗作茶杓(共筒)

武野紹鷗作茶杓
(共筒)

唐物茄子茶入 銘 宗伍茄子

唐物茄子茶入 銘 宗伍茄子

長次郎赤楽茶碗 銘 夕暮

長次郎赤楽茶碗 銘 夕暮

芦屋真形霰地紋釜

芦屋真形霰地紋釜

中国の陶芸展
  • ■一般1100円/高・大学生800円/中学生以下無料
  • ■休館日=毎月曜日(2月24日は開館)、2月25日[火]

漢時代から明・清時代にわたる館蔵の中国陶磁器コレクション約60点を展観。戦国時代の計量道具から、唐三彩の壺、宋時代の砧青磁、明時代の青花・五彩まで、時代順に展示し、2000年にわたる中国のやきものの歴史を展望します。特集展示として、館蔵の刀剣コレクションも同時公開。

重要文化財 五彩透彫水注(金襴手)

重要文化財
五彩透彫水注(金襴手)

重要文化財 青磁鳳凰耳瓶(砧青磁)

重要文化財
青磁鳳凰耳瓶(砧青磁)

緑釉牡丹文鳳首瓶

緑釉牡丹文鳳首瓶

三彩万年壺

三彩万年壺

重要美術品 五彩人物文水注(金襴手)

重要美術品
五彩人物文水注(金襴手)

  • この計画は2023年12月に作成した予定(含仮称)です。種々の都合により変更する場合があります。
  • 展覧会と展覧会の間は展示替休館となります。