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唐物文琳茶入 銘 吹上
からものぶんりんちゃいれ めい ふきあげ
陶器/一口 南宋時代・13世紀
高6.3cm 口径2.2cm 底径1.9cm 重量53.2g 五島美術館蔵
「秋風の吹上に立てる白菊は花かあらぬか波のよするか」(『古今和歌集』巻第五「秋歌下」272番 菅原朝臣)の和歌に因み、江戸時代の大名茶人小堀遠州(えんしゅう 1579〜1647)が命銘した。複雑に変化した釉薬の調子からの連想であろうか。黒く濃い鉄釉の頽(なだれ)が景色(釉薬の見所)となっている。中興名物。酒井宗雅(そうが 姫路藩主 1755〜90)、松平不昧(ふまい 松江藩主 1751〜1818)と伝来。