公益財団法人 五島美術館
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茶葉末瓶 大清乾隆年製銘 景徳鎮官窯

ちゃようまつへい だいしんけんりゅうねんせいめい けいとくちんかんよう

磁器/一口 清時代・18世紀

高38.3cm 口径9.2cm 胴径22.2cm 底径11.6cm 五島美術館蔵

茶葉末釉は、雍正年間(1723~35)後期に清朝官窯で完成した単色釉。鉄釉の一種で乾隆年間(1736~95)の官窯で宮廷用のやきものに盛んに使用された。日本では「蕎麦釉」(そばゆう)ともいう。器底に「大清乾隆年製」の6文字の銘がある。乾隆年間のものは緑色がかっているため、水から出たばかりの蟹の甲羅の色になぞらえて、「蟹甲青」(かいこうせい)と呼んで区別する。様々な器形のものがあり、本品は口がやや開く簡素な長頸瓶で、歪みが全くなく清朝官窯の完成度の高さを示す。