公益財団法人 五島美術館
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一休宗純墨跡 偈頌

いっきゅうそうじゅんぼくせき げじゅ

紙本墨書/一幅 室町時代・15世紀

縦38.8cm 横92.2cm 五島美術館蔵

一休宗純(1394〜1481)は、後小松天皇(1377〜1433)の皇子といわれ、幼名は周建、別に「狂雲子」ともいった。京都・大徳寺第48世の住持となるが、寺に入ることはなかった。頓智話(とんちばなし)がよく知られるが、これは江戸時代になって有名となったもの。本幅は、修行の厳しさを故事にならい、「紹省」という弟子に与えた偈。気迫に溢れた筆致は、一休独特の個性を示す。一行書が多く知られ、本品のような横幅の遺墨は珍しい。