
高橋家伝来武家書状集
たかはしけでんらいぶけしょじょうしゅう
紙本墨書/十三巻附一冊 桃山~江戸時代・16~18世紀
縦45.2cm 横65.9cm(掲出資料) 大東急記念文庫蔵
戦国時代に勃興したと思われる九州の武家、高橋家に伝わった書状集。高橋家の出自は未詳だが、元種(もとたね 1571~1614)は豊臣秀吉の九州国分に伴い天正十五年(1587)に豊前国から日向国に移る。関ケ原の戦いでは西軍から東軍に転じて本領を安堵され、慶長年間に縣城(延岡城)を築城した。豊臣秀吉、秀次、徳川家康、秀忠の書状等73点の文書を収録している。画像は高橋九郎宛の豊臣秀次(とよとみひでつぐ 1568~95)朱印状。