2025年4月─2026年3月 年間スケジュール
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- ■一般1100円/高・大学生800円/中学生以下無料
- ■休館日=毎月曜日(5月5日は開館)
- ■特別展示予定=国宝「源氏物語絵巻 鈴虫一・鈴虫二・夕霧・御法」 4月26日[土]―5月6日[火・振]
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1960年の春、東急の礎を築いた五島慶太(1882~1959)が半生をかけて蒐集した日本、東洋の美術品をもとに、五島美術館は開館しました。65周年を記念して、5000件を超える収蔵品から、絵画・墨跡・陶磁器・工芸・考古など、さまざまなジャンルより選りすぐりの作品を展観します。学芸員が選ぶ代表的な作品から隠れた名品まで、多彩な五島美術館の魅力をお楽しみください(会期中一部展示替あり)。
重要文化財
法華経法師功徳品 巻第十九(久能寺経)(部分)重要文化財
梅花小禽図 伝 馬麟筆重要文化財
上畳本三十六歌仙絵 紀貫之像(部分)黒織部沓形茶碗 銘 わらや
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- ■一般1100円/高・大学生800円/中学生以下無料
- ■休館日=毎月曜日
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館蔵の近代日本画コレクションから、「風景表現」を中心に、橋本雅邦、小川芋銭、横山大観、川合玉堂、冨田溪仙、小林古径、橋本関雪、安田靫彦、川端龍子など、明治から昭和にかけての近代日本を代表する画家の作品約40点を選び展観します。特集展示として、戦後の前衛書を牽引した書家・宇野雪村(1912~95)の没後30年を記念し、五島美術館所蔵の代表作を一挙公開します。
春峡 川合玉堂筆
東海の浜 横山大観筆
秋山秋水図
橋本雅邦筆梅さける村 小茂田青樹筆
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- ■一般1400円/高・大学生1100円/中学生以下無料
- ■休館日=毎月曜日(7月21日は開館)、7月22日[火]
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書家であり日本書跡の研究者であった飯島春敬(1906~96)の蒐集品をおさめた書芸文化院「春敬記念書道文庫」と五島美術館が収蔵する平安時代に書かれた仮名の名品を中心に展観。11世紀から12世紀におもに鑑賞用として尊重された仮名の書風や料紙装飾に着目し、王朝貴族の美意識を探ります。あわせて春敬旧蔵の明・清時代の中国書跡や拓本を厳選して公開(会期中一部展示替あり)。
古今集切 伝 藤原行成筆
書芸文化院蔵大色紙 伝 藤原公任筆
書芸文化院蔵石山切(伊勢集)
書芸文化院蔵松籟切 伝 藤原行成筆
書芸文化院蔵
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- ■一般1100円/高・大学生800円/中学生以下無料
- ■休館日=毎月曜日(9月15日・10月13日は開館)、9月16日[火]、10月14日[火]
- ■特別展示予定=国宝「紫式部日記絵巻 五島本第一・二・三段」10月11日[土]―10月19日[日]
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鎌倉時代から江戸時代にわたる、和歌、漢学、書画、茶の湯など学藝に打ち込んだ武人たちの探究や武家文化の諸相を紹介。「サムライ」をキーワードに肖像画や武家が所持した名品など館蔵作品約50点を展観します(会期中一部展示替あり)。特集展示「蔦屋重三郎―江戸には江戸の風が吹く」として、大東急記念文庫の所蔵する洒落本や黄表紙などの江戸時代の書物も同時公開。
重要美術品
豊臣秀吉消息 おちゃちゃ宛(部分)加藤清正像
中川寿林筆
大東急記念文庫蔵芦屋真形霰地紋釜
傾城買四十八手
大東急記念文庫蔵
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- ■一般1400円/高・大学生1100円/中学生以下無料
- ■休館日=毎月曜日(11月3日・11月24日は開館)、11月4日[火]、11月25日[火]
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古染付と祥瑞は、17世紀前半期に中国・景徳鎮民窯で焼造され、日本に将来された染付磁器です。古染付は鈍い発色の青い文様が描かれた自由奔放な器。一方の祥瑞は鮮烈な青色の吉祥文様が器面を覆う華やかな器で、両者の趣は異なりますが、どちらも茶陶として当時の日本人に大変好まれました。古染付が誕生しておよそ400年。改めて古染付、祥瑞の魅力を紹介します(会期中一部展示替あり)。
重要文化財 古染付高砂手花生
北村美術館蔵古染付辻堂香合
祥瑞胴〆茶碗
祥瑞蜜柑形水指
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- ■一般1100円/高・大学生800円/中学生以下無料
- ■休館日=毎月曜日(1月12日は開館)、12月26日[金]―1月5日[月]、1月13日[火]
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展示室に当館茶室「古経楼」「松寿庵」「冨士見亭」の床の間原寸模型をしつらえ、館蔵の茶道具コレクションから約80点を選び展示(会期中一部展示替あり)。懐石道具・炭道具のほか、江戸時代の大名茶人松平不昧(1751~1818)ゆかりの茶道具を中心に道具の取合せを展観します。特集展示として懐石道具を中心とした茶の湯の漆芸を同時公開。
熊川茶碗 銘 千歳
重要美術品
唐物文琳茶入 銘 本能寺信楽一重口水指 銘 若緑
青磁桃型香合
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- ■一般1100円/高・大学生800円/中学生以下無料
- ■休館日=毎月曜日(2月23日は開館)、2月24日[火]
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漢時代から明・清時代にわたる館蔵の中国陶磁コレクション約60点を展観。古代の計量道具から、唐三彩の壺、宋時代の砧青磁、明時代の青花・五彩まで、時代順に展示し、2000年にわたる中国のやきものの歴史を展望します。特集展示として館蔵の古鏡コレクションも同時公開。
重要文化財
青磁鳳凰耳瓶(砧青磁)白磁蓮弁文水注
青花唐草文梅瓶
重要美術品
五彩人物文水注(金襴手)
- この計画は2025年2月に作成した予定(含仮称)です。種々の都合により変更する場合があります。
- 展覧会と展覧会の間は展示替休館となります。